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ウクライナ“侵攻”から半年 ロシアからクリミアなど領土奪還を改めて表明

2022年8月24日 6:09

ロシアによるウクライナ侵攻から24日で半年です。東部や南部を中心に戦闘が続く中、ゼレンスキー大統領は、クリミア半島を含めたロシアからの領土奪還を改めて表明しました。

首都キーウでは去年、旧ソ連からの独立記念日でもある24日に、大規模な軍事パレードが行われましたが、今年は祝賀イベントなどは禁止されています。

戦闘の更なる長期化が懸念される中、市民からは、「ウクライナの勝利を信じている」という声が多く聞かれました。

「戦いに勝ってほしいです。ロシアはなくなってほしい」「私はこの子(赤ん坊)に“平和”という意味の名前を付けました。近いうちに平和になることを信じています」

独立記念日に合わせ、ロシア軍が攻撃を激化させる可能性があり、街では警戒感が強まっています。

一方、ロシア国防省によりますと、ロシア軍は東部、南部を中心に攻撃を続けていて、南部ではへルソン州の支配地域を広げ、ミコライウ州との境界に達したとしています。

これに対しウクライナ軍は23日、ロシアが独立を承認した東部の親ロシア派「ドネツク人民共和国」の行政府などを砲撃しました。ロシアメディアによりますと4人が死亡したということです。

こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、「国旗の日」の式典に出席し、ロシアが一方的に併合したクリミア半島など領土の奪還を表明しました。

ゼレンスキー大統領「ウクライナの青と黄色の旗は再び正しくあるべき場所に掲揚されるだろう」

続いて開かれたクリミア奪還に向けた国際会議でも「ロシアの侵略との戦いに勝利する。クリミアは占領から解放されるべきだ」と訴えました。

会議にはおよそ60の国と機関が参加し、「クリミア占領を終わらせウクライナに戻すようロシアに圧力をかけ続ける決意を表明する」との共同声明を採択しました。

日本の岸田首相も「国際社会と連携しつつ、最大限の貢献を続ける」と連帯を表明しています。