韓国・李明博元大統領を一時釈放へ 健康悪化を理由に
韓国の検察は、収賄などの罪で服役している李明博元大統領について、健康悪化を理由に一時釈放することを決めました。
李元大統領は、事実上所有する会社の訴訟費用を財閥企業に肩代わりさせるかたちで賄賂を受け取った罪などで懲役17年の判決が確定し、現在、服役中です。
韓国メディアによりますと、水原地検は28日、李元大統領の申請を受け入れ、刑の執行を3か月停止することを決定、一時釈放されることになります。
李元大統領は服役中も糖尿病などの持病で入退院を繰り返していて、現在も検査などのためソウル市内の大学病院に入院しています。
水原地検は決定について、「李元大統領の健康状態などを考慮すると、刑の執行により健康を著しく害する恐れがあると判断した」と説明しています。