米韓合同軍事演習にB1B戦略爆撃機2機参加 北朝鮮は朝鮮半島西側に短距離弾道ミサイル4発発射
韓国軍は北朝鮮が5日午前、朝鮮半島西側に向けて短距離弾道ミサイル4発を発射したと発表しました。
韓国軍によりますと、北朝鮮は5日午前11時半すぎから正午前にかけて、北西部の東林付近から朝鮮半島西側の黄海に向けて、短距離弾道ミサイル4発を発射しました。いずれも飛距離は約130キロ、高度は20キロ程度と分析しています。
アメリカ軍と韓国軍は、ステルス戦闘機など240機あまりを動員した大規模な合同軍事演習について、当初、4日までとしていた期間を5日まで延長していて、5日はアメリカ軍のB1B戦略爆撃機2機も演習に参加したと明らかにしました。
B1Bが朝鮮半島に展開するのは約5年ぶりで、韓国軍は「北朝鮮のいかなる挑発にも断固として対応する米韓の防衛能力と態勢を示した」と強調しています。
北朝鮮外務省の報道官は4日夜、声明で、米韓による演習の延長を批判した上で、「最後まで超強力対応で応える」などと警告していました。