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中国外務省「相違点を適切に処理すべき」 日中首脳会談を前に

2022年11月16日 19:11

中国外務省は17日に開かれる日中首脳会談を前に、「相違点を適切に処理すべきだ」と強調しました。

岸田首相と習近平国家主席は17日、タイ・バンコクで、対面ではおよそ3年ぶりとなる日中首脳会談を行います。

岸田首相と習主席による会談は今回が初めてとなり、中国外務省の報道官は16日の会見で、「会談は重要な意義を持つ」と指摘しました。

会談では双方が関心のある国際問題について意見交換するとした上で、「相違点を適切に処理し、新時代の要求にあった中日関係を構築すべきだ」と述べました。

台湾や尖閣諸島をめぐる問題などで日中関係が冷え込むなか、今回の直接対話を通じ関係をどこまで再構築できるかが焦点です。