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医療ひっ迫も“規制緩和”入国者の隔離を免除へ 韓国

2022年3月21日 21:01
医療ひっ迫も“規制緩和”入国者の隔離を免除へ 韓国

韓国では、規制緩和の動きが進んでいます。入国した人には7日間の隔離が義務づけられていましたが、3回のワクチン接種などを条件に順次、隔離が免除されます。

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韓国ではオミクロン株の流行が続く中でも、日常を取り戻す動きが加速しています。

当初検討されていた飲食店の営業時間の制限緩和は見送りとなりましたが、21日から、私的な集まりでの人数制限のみを6人から8人に緩和しました。

さらに、韓国に入国した人は7日間の隔離が義務づけられていましたが、21日以降、3回のワクチン接種などを条件に順次、隔離が免除されます。

旅行会社の相談員
「我が国に入国する時、(接種が完了した)海外入国者は自己隔離が免除されます」

旅行客
「(隔離したら)行ったり来たりで2週間も多く時間がかかるし、(海外旅行隔離義務が)無くなったら気軽に行けそうです」

ある旅行会社の場合、隔離解除が発表されて以降、3日間の予約件数は昨年の同期間と比べ8倍以上になりました。

また、テレビショッピングのハワイ旅行のパッケージ商品も1000件以上売れるなど、“海外旅行の需要”が急増しているのです。

しかし、韓国は、つい先週まで“世界最悪”の感染状況に陥っていました。

21日の新規感染者数は、62万人を超え過去最多を記録した17日(先週木曜)と比べ、3分の1ほどに減っていますが、重症者数は依然高止まりの状態が続いています。(新規感染者 20万9,169人 重症者 1,130人 韓国・保健当局 21日午前0時時点)

ひっ迫が続く医療現場などからは、政府の対応に批判も出ています。