ローマ教皇、23日に退院へ 「生死の境を2度」肺炎などで入院中
入院が続いているローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇をめぐり、治療している医師団が会見し、「順調に回復している」として、23日に退院すると発表しました。
フランシスコ教皇は肺炎などのため、先月14日からイタリア・ローマの病院に入院して、治療を続けていました。
こうした中、地元メディアなどによりますと、治療している医師団が22日に会見し、「順調に回復している」などとして、23日に教皇が退院すると発表しました。
医師団はまた、教皇が入院中に「生死の境を2度さまよった」と明かし、危機的な状況を経て、退院に至ったことを強調しました。
今後は薬の服用を続けることに加えて、少なくとも2か月は安静にする必要があるということです。
この会見に先立ってローマ教皇庁は、教皇が23日に入院後、初めて公の場に姿を見せると明らかにしていて、退院とともに信者らとの面会を果たすとみられます。
最終更新日:2025年3月23日 1:28