“スパイ行為関与”で実刑判決…日中交流団体の理事長、中国で刑期終え帰国
中国・北京で、スパイ行為に関わったとして実刑判決を言い渡された日中交流団体の理事長が、刑期を終えて日本に帰国していたことが分かりました。
「日本青年交流協会」の鈴木英司理事長は2016年に北京を訪れた際、「国家の安全に危害を加えた」として拘束され、その後、スパイ行為に関わった罪で懲役6年の実刑判決を言い渡されていました。
日本政府関係者によりますと、鈴木氏は11日、刑期を終えて出所し、日本に帰国したということです。
中国では2014年に「反スパイ法」が施行されて以降、日本人の拘束も相次いでいて、そのうち少なくとも9人が有罪判決を受けています。