【MotoGP】19日手術「小指のけんが60%削れている」エース中上貴晶 日本グランプリ23日に出場最終判断
日本グランプリに出場予定のMotoGP中上貴晶選手
◇2022MotoGP第16戦日本グランプリ(23~25日、モビリティリゾートもてぎ)
3年ぶりの開催となるMotoGP日本グランプリ。開幕前日の22日、中上貴晶選手(30)が、日本テレビのインタビューに応じました。
中上選手は、9月18日にスペインで行われた第15戦アラゴンGPで、元世界王者マルク・マルケス選手と接触し転倒。右手の小指と薬指を負傷しました。19日にバルセロナで手術を受け、日本グランプリのために帰国。しかし、ケガの痛みが残るため、23日のフリー走行1の後に、メディカルチェックを受け、出場可否を判断するといいます。
【中上貴晶選手インタビュー内容】
――レースに向けて。
「3年ぶりの開催と言うことで、自分自身を含めて、MotoGPライダーは楽しみにしていましたし、ようやくこうして無事に開催できることを心の底からうれしく思います。天候が台風の影響で怪しい予報ではあるんですが、3年ぶりの日本グランプリ、精一杯力を出し切りたいですし、それ以上に楽しみたい気持ちです」
――ケガの状況。
「アラゴンの決勝1周目に接触、転倒があって負傷してしまい、レース翌日の月曜日に、手術をバルセロナでしました。日にちが正直短く、今日のお昼頃にメディカルチェックを受け、ゴーサインはもらったんですが、正直FP1(23日のフリー走行1)を走ってみないと分からない。今のところはFP1の後に、もう一度検査をする。最終判断はあしたの走行後になる。手の状況は良くないので、パフォーマンス次第でウィークを続けるのか、続けないのかを判断していきたい」
――痛みの程度。
「痛みは何もしてないと痛くないんですが、バイクに乗る上ではスロットルを握ったり、回したり、Moto GPマシーンなので、力を使うハンドル、グリップを握らないといけない。握る動作には痛みは結構あるので、そこは心配です」
――ケガの詳細。
「薬指と小指、特に小指の状況があまりよくなくて、腱(けん)が60%ぐらい削れてしまっている。皮膚移植せずに、ふさぐことが出来たのは良かったが、腱(けん)はかなりダメージを受けてしまっている。この短い数日では通常の状態に戻ることは不可能。ある程度のパフォーマンスで走れない限り、リスクを負いすぎても仕方がない。痛みや動きを判断して、自分の中で続けるのか続けないのかは、あしたFP1の後で決断したい」
――レースの目標。
「万全な状態であれば、自信を持って表彰台を目指したいと言えるんですが、正直そういった状況では今はない。走れるのか、走れないのかという第1レベル。目標は言えないんですが、なんで走るかというと3年ぶりに開催することが出来て、日本のファンの皆さんの前で、走りを楽しんで欲しい気持ちが一番強い。リザルトはそこまで気にせずに、持てる力を出して、それでリザルトが上がればいい。そこは走ってみないとなんとも言えないです」
――ファンの皆様へ。
「いつもたくさんの応援本当にありがとうございます。3年ぶりに日本グランプリが開催ということで、僕自身本当に楽しみにしていました。こうして開催することが出来て、手の状況があんまり良くないのですが、みなさんの前で走って、勇気や何か力を与えることができたらうれしいです。みなさんと一緒に日本グランプリを楽しみたいと思っています。応援よろしくお願い致します」
▽以下、日本グランプリの日程
23日(金)フリー走行
24日(土)フリー走行/予選
25日(日)決勝
【MotoGP日本GP放送&配信予定】
■日本テレビ 地上波(関東ローカル) VTR放送 25日(日) 25:50~27:00
■BS日テレ 生放送 MotoGPクラス決勝25日(日) 14:30~16:00
■CS放送 日テレG+24日(土)&25日(日)全クラス予選&決勝 生放送■Hulu LIVE配信23日(金)~25日(日) MotoGPフリー走行、全クラス 予選&決勝
■日テレスポーツ公式YouTube
LIVE配信
9月23日(金) 13:15~13:55 Moto3 フリー走行1 14:10~14:50 Moto2 フリー走行1 16:30頃~19:00頃 前夜祭(金曜日の部)
9月24日(土) 9:00~9:40 Moto3 フリー走行2 9:55~10:35 Moto2 フリー走行2 16:30頃~18:40頃 前夜祭(土曜日の部)
3年ぶりの開催となるMotoGP日本グランプリ。開幕前日の22日、中上貴晶選手(30)が、日本テレビのインタビューに応じました。
中上選手は、9月18日にスペインで行われた第15戦アラゴンGPで、元世界王者マルク・マルケス選手と接触し転倒。右手の小指と薬指を負傷しました。19日にバルセロナで手術を受け、日本グランプリのために帰国。しかし、ケガの痛みが残るため、23日のフリー走行1の後に、メディカルチェックを受け、出場可否を判断するといいます。
【中上貴晶選手インタビュー内容】
――レースに向けて。
「3年ぶりの開催と言うことで、自分自身を含めて、MotoGPライダーは楽しみにしていましたし、ようやくこうして無事に開催できることを心の底からうれしく思います。天候が台風の影響で怪しい予報ではあるんですが、3年ぶりの日本グランプリ、精一杯力を出し切りたいですし、それ以上に楽しみたい気持ちです」
――ケガの状況。
「アラゴンの決勝1周目に接触、転倒があって負傷してしまい、レース翌日の月曜日に、手術をバルセロナでしました。日にちが正直短く、今日のお昼頃にメディカルチェックを受け、ゴーサインはもらったんですが、正直FP1(23日のフリー走行1)を走ってみないと分からない。今のところはFP1の後に、もう一度検査をする。最終判断はあしたの走行後になる。手の状況は良くないので、パフォーマンス次第でウィークを続けるのか、続けないのかを判断していきたい」
――痛みの程度。
「痛みは何もしてないと痛くないんですが、バイクに乗る上ではスロットルを握ったり、回したり、Moto GPマシーンなので、力を使うハンドル、グリップを握らないといけない。握る動作には痛みは結構あるので、そこは心配です」
――ケガの詳細。
「薬指と小指、特に小指の状況があまりよくなくて、腱(けん)が60%ぐらい削れてしまっている。皮膚移植せずに、ふさぐことが出来たのは良かったが、腱(けん)はかなりダメージを受けてしまっている。この短い数日では通常の状態に戻ることは不可能。ある程度のパフォーマンスで走れない限り、リスクを負いすぎても仕方がない。痛みや動きを判断して、自分の中で続けるのか続けないのかは、あしたFP1の後で決断したい」
――レースの目標。
「万全な状態であれば、自信を持って表彰台を目指したいと言えるんですが、正直そういった状況では今はない。走れるのか、走れないのかという第1レベル。目標は言えないんですが、なんで走るかというと3年ぶりに開催することが出来て、日本のファンの皆さんの前で、走りを楽しんで欲しい気持ちが一番強い。リザルトはそこまで気にせずに、持てる力を出して、それでリザルトが上がればいい。そこは走ってみないとなんとも言えないです」
――ファンの皆様へ。
「いつもたくさんの応援本当にありがとうございます。3年ぶりに日本グランプリが開催ということで、僕自身本当に楽しみにしていました。こうして開催することが出来て、手の状況があんまり良くないのですが、みなさんの前で走って、勇気や何か力を与えることができたらうれしいです。みなさんと一緒に日本グランプリを楽しみたいと思っています。応援よろしくお願い致します」
▽以下、日本グランプリの日程
23日(金)フリー走行
24日(土)フリー走行/予選
25日(日)決勝
【MotoGP日本GP放送&配信予定】
■日本テレビ 地上波(関東ローカル) VTR放送 25日(日) 25:50~27:00
■BS日テレ 生放送 MotoGPクラス決勝25日(日) 14:30~16:00
■CS放送 日テレG+24日(土)&25日(日)全クラス予選&決勝 生放送■Hulu LIVE配信23日(金)~25日(日) MotoGPフリー走行、全クラス 予選&決勝
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LIVE配信
9月23日(金) 13:15~13:55 Moto3 フリー走行1 14:10~14:50 Moto2 フリー走行1 16:30頃~19:00頃 前夜祭(金曜日の部)
9月24日(土) 9:00~9:40 Moto3 フリー走行2 9:55~10:35 Moto2 フリー走行2 16:30頃~18:40頃 前夜祭(土曜日の部)