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【MotoGP】日本のエース中上貴晶 元世界王者マルケスと接触しリタイア

2022年9月20日 6:05
【MotoGP】日本のエース中上貴晶 元世界王者マルケスと接触しリタイア
不運の転倒となった中上貴晶選手(写真:AP/アフロ)※写真はオーストリアGPのもの

バイクレースのMotoGP第15戦アラゴンGP(スペイン・モーターランドアラゴン)、MotoGPクラスの決勝レースが9月18日に行われ、日本のエース・中上貴晶選手は1周目で元世界王者マルク・マルケスと接触。バランスを崩して転倒し、まさかのリタイアとなりました。

アクシデントはレース1周目で起こりました。3コーナーで、昨季王者で現在ポイントランキング1位のファビオ・クアルタラロ選手と接触していたM.マルケス選手が、今度は中上選手と接触。中上選手はバランスを崩してコース上に転倒すると、後方から来たライダーが中上選手のそばを走り抜けていく危険な状況となりましたが、自力でコースサイドに避難しました。この接触で、右手の薬指と小指を負傷した中上選手はバルセロナ市内の病院に向かい治療を受けました。

波乱のスタートとなったレースは、現在4連勝中のフランチェスコ・バニャイア選手と今季絶好調のエネア・バスティアニーニ選手がラスト1周で大接戦となります。F.バニャイア選手の後ろにピタリとつけていたE.バスティアニーニ選手が7コーナーで前に出ると、そのまま逃げ切り逆転優勝。0.042秒差の接戦を制したE.バスティアニーニ選手が今季4勝目をあげました。

▽以下、日本GPの日程

23日(金)午後:フリープラクティス1 / 夕方:前夜祭(金曜日の部)
24日(土)午前:フリープラクティス2 / 午後:予選 / 夕方:前夜祭(土曜日の部)
25日(日)午後:決勝