×

「ヒジャブ」着用めぐり 在日イラン人“女性の権利”訴える 都内で会見

2022年12月16日 17:54
「ヒジャブ」着用めぐり 在日イラン人“女性の権利”訴える 都内で会見

イランで「ヒジャブ」の着用をめぐって女性が死亡した問題に端を発した抗議デモが続く中、日本に住むイラン人女性らが都内で会見し、男性と同等の権利を認めるよう訴えました。

イランでは、ヒジャブの着用が不適切だとして拘束された女性が死亡したことへの抗議デモが続いています。

こうした中、16日、都内で在日イラン人が会見し、締め付けを強めるイラン当局の対応を批判しました。

在日イラン人 ソマイエ・メヘリ氏「イランの女性はあらゆるものを奪われてきたのです。もしあなたが女性なら、人としての権利は男性の半分です」

在日イラン人 アブリ・サレ氏「民主主義・人権・自由・平等、これらを人々は望んでいるのです」

会見した在日イラン人はまた、日本政府に対してデモに参加した学生らへの弾圧をやめるようイラン政府に働きかけて欲しいと訴えました。