露ショイグ氏が金正恩総書記と会談 ウクライナ情勢について協議

ロシアのショイグ安全保障会議書記が21日、北朝鮮で金正恩総書記と会談し、ウクライナ情勢について協議しました。
ロイター通信がタス通信の情報として伝えたところによりますと、ロシアの安全保障会議で書記を務めるショイグ氏が21日、平壌を訪れ、金総書記とウクライナ情勢について協議しました。会談は2時間以上にわたって続いたということで、ショイグ氏は記者団に対し、議題の中にはアメリカと行った協議についても含まれていたと述べたということです。
北朝鮮がロシア東部でのウクライナ側との戦闘に1万人以上の兵士を派遣したと指摘されていて、見返りとしてロシアから軍事技術や経済援助を受けたとみられています。
今回の訪問は、プーチン大統領がウクライナのエネルギー関連施設への攻撃を一時停止することに合意したことを受けて行われたもので、北朝鮮国営の朝鮮中央通信も21日、ショイグ氏が平壌に到着したと報じていました。
最終更新日:2025年3月21日 17:16