米国務省の報道官“北朝鮮が数日以内に核実験か”警戒感示す
アメリカ国務省の報道官は6日、北朝鮮が「数日以内に核実験を試みるかもしれないと懸念している」と述べ、警戒感を示しました。
プライス報道官「我々は北朝鮮が数日以内に7回目の核実験を試みるかもしれないと懸念している」
北朝鮮をめぐっては、IAEA(=国際原子力機関)のグロッシ事務局長も6日、衛星写真の分析などから北東部豊渓里の核実験場で、坑道の1つが再び開かれた形跡を確認したと述べるなど、核実験の準備を進めているとの見方が出ています。
国務省のプライス報道官は一方で、「北朝鮮との対話を模索している」とも述べ、朝鮮半島の完全な非核化に向けては、「外交と対話が最も効果的だ」としています。
日米韓3か国は今月3日に韓国・ソウルで局長級の協議を開いたのに続き、8日は日本から森外務次官、アメリカからシャーマン国務副長官が出席して、次官級協議も開きます。核実験の懸念が高まる中、連携強化を確認します。