米国防総省・カービー報道官 最後の記者会見 「報道の自由」の重要性訴え
ロシアによるウクライナ侵攻の戦況や、アメリカの軍事支援などを伝え続けてきた国防総省のカービー報道官が27日、退任前、最後の記者会見に臨み「報道の自由」の重要性を訴えました。
アメリカ国防総省の「顔」として連日、記者会見を行ってきたカービー報道官は、NSC(=国家安全保障会議)の「戦略広報担当調整官」としてホワイトハウス入りすることになっていて、この日が最後の記者会見になりました。
米国防総省・カービー報道官「私が言いたいのは、皆さんの報道に感謝したい。重要なことだ。ウクライナで起きていることを見れば、その重要性がわかる」
カービー報道官は、「プーチン氏が行っている戦争の残忍さや卑劣さ、自由な情報の流れを遮断しているのを見れば、報道の自由がいかに重要かがわかる」と述べ、ロシアの侵攻の実情を伝えるメディアの重要性を強調しました。
ホワイトハウスでも記者会見を行うことはあるということで、「また会おう」と記者団に呼びかけ、笑顔で会見場を後にしました。