トランプ氏の立候補資格、メーン州も認めず コロラド州に続いて2例目
来年のアメリカ大統領選挙をめぐり、メーン州の州務長官は28日、トランプ前大統領について、立候補資格を認めない判断を示しました。コロラド州に続いて2例目となります。
アメリカ・メーン州の州務長官は28日来年行われる大統領選挙に向け、共和党の候補者を決めるメーン州での予備選挙にトランプ前大統領の参加資格がないと判断しました。
アメリカの憲法には国家への「反乱」などに関わった場合、公職に就くことを禁じる規定があり、トランプ氏が2021年の議事堂占拠事件で反乱に関与したと判断しました。トランプ氏の陣営はメーン州の裁判所に異議申し立てを行う見通しです。
トランプ氏の立候補資格をめぐっては今月19日にコロラド州の最高裁判所も予備選挙への参加を認めない判決を下していて、メーン州が2例目となります。