北京五輪「聖火リレー」万里の長城を走る
4日に開会式を迎える北京冬季オリンピックの聖火リレーは2日目に入り、世界遺産・万里の長城を走りました。
万里の長城で行われた聖火リレーでは、一般市民や観光客の付近への立ち入りは厳しく制限され、関係者のみが周囲で旗をふる様子が見られました。会場には映画スターのジャッキー・チェンさんも姿を見せ、子供たちと交流しました。
取材を希望する各国のメディアに対し、中国当局は、取材人数を最小限に絞ることを求めたうえ、48時間以内のPCR検査の陰性証明を義務付けています。そのうえで、当局が案内した場所以外は自由に動くことが許されない厳戒態勢の中で公開されました。
今回の聖火リレーは、競技会場のある北京市と河北省に限定されるなど異例ずくめとなっています。