被爆地から米議員に抗議「ガザを長崎・広島のようにすべき」発言撤回求める
アメリカの議員がパレスチナ自治区ガザ地区を「長崎と広島のようにすべき」と発言したことを受け、広島の平和団体が抗議しました。アメリカの議員の発言に抗議する会見を開いたのは「広島県原水禁」です。アメリカ・共和党のウォルバーグ下院議員はガザ地区を「長崎と広島のようにすべき」と発言。その後、「イスラエル軍が迅速に勝利すべきとする比喩だった」と釈明しました。広島県原水禁は「戦争の早期終結の比喩として被爆地を使うことは不適切」として、発言の撤回を求めました。
■広島県原水禁 秋葉忠利 代表委員
「被爆者の苦しみ、核廃絶への強い意志と平和へのコミットメントも理解してほしい」
また、現在アメリカを訪問している岸田総理に対し「被爆地の思いを代弁してほしい」と訴えました。
【2024年4月10日放送】