【独自解説】関係修復? ヘンリー王子40歳の誕生日に英国王室から祝福のメッセージ しかし写真にある疑惑が… 単独行動でメーガン妃のスペアとの印象を払拭か
9月15日、ヘンリー王子が40歳の誕生日を迎えました。英国王室はこの日、ヘンリー王子への祝福コメントをSNSに投稿。王室がヘンリー王子の誕生日にメッセージを送るのは、実に3年ぶりのことだといいます。ついに和解か?と思われましたが、投稿されたヘンリー王子の写真に “疑惑”があるとの報道も。デーブ・スペクターさんが解説します。
■ヘンリー王子40歳の誕生日に王室から祝福のメッセージ 今後関係は修復に進むのか? 単独行動の理由は?
9月15日、誕生日当日ヘンリー王子は「私がこれまでもらった最高の贈り物は、間違いなく子どもたちです。彼らの父親でいることが大好きです」とコメントしました。そして、この日チャールズ国王夫妻は「40歳の誕生日おめでとうございます」とヘンリー王子の笑顔の写真とともにメッセージをSNSに投稿しました。英国王室からは3年ぶりのメッセージとなります。さらに、ウィリアム皇太子も王室の投稿を引用してヘンリー王子の誕生日を祝福しました。
ピープル」電子版は「誕生日を公に祝うのは、通常現役の王族に限られており、節目の誕生日を祝うこともあるが、このような祝福の投稿は驚き」だと記しました。
一方、英国王室作家のトム・バウアー氏は「『単に世間体を保つもの』国王が息子を祝福するのは当然だが、関係が修復したという証拠は何もない」としています。
Q.実際のところはどうなんですか?
(デーブ・スペクターさん)
「完全に儀礼だと思います。公務をしていないメンバーには毎年誕生日のメッセージは送らないという掟があります。10年ごとの節目のときだけ送るんです。今回は40歳なのでそれに当てはまります。送らないよりは送った方がいいという判断でしょう」
9月30日、ヘンリー王子は、自身が後援者を務める慈善団体の式典に出席するためにイギリスに帰国します。しかし、メーガン妃は同行しないのではないかとされています。そして、ヘンリー王子が帰国中にチャールズ国王との関係を修復する時間があるかに注目が高まっています。
Q.チャールズ国王と、ヘンリー王子は関係修復に向かいますでしょうか?
(デーブさん)
「まだ当分ないと思います。ただ、いまはメーガン妃があまり同行しなくなっています。ヘンリー王子はニューヨークのダイアナ妃関連のイベントに出席したんですがそれも単独でした。イギリス帰国も単独です。ヘンリー王子は、メーガン妃のスペアの様な印象を払拭するために一人で行動して、以前の王子らしく堂々とする方がいいと別行動をとっていると思います」
■メッセージと共に投稿された写真に疑惑 「メーガン妃はわざと削除」された?
今回、ヘンリー王子の誕生日に英国王室が投稿した写真ですが、実はすぐ横にメーガン妃がいたにもかかわらず、わざと王室がメーガン妃を削除したのではないかという疑惑がもたれています。
それに対して、英国王室は「写真は修整されたものではなく、受け取ったそのままで使用している」と異例の声明を発表しました。デーブさんは、「王室とメーガン妃との関係が良好なら、2ショットの写真を使用していたはず。メーガン妃の自業自得だと思う」と話しています。
(デーブさん)
「メーガン妃を削除したと疑われても仕方がないのは、使われた写真を撮った2018年はまだヘンリー王子夫妻は王室離脱前で、アイルランド訪問は正式なものだったので覚えている人もいますし、調べたらたくさん写真も出てきます。私も見ましたが、ヘンリー王子だけの写真も夫妻で写っているものも別々にあります。また、もっと最近の写真を使えばいいのではないかという意見もありますが、例えばコロンビアやナイジェリア訪問の写真などを使うと、勝手に行った訪問を“ロイヤルツアー”だと公認しているような印象を与えます。そして、ウィリアム皇太子と仲良くしている写真を出すと、修復に向かっていると誤解されます。さらに、ポロをしている写真だと、今度ヘンリー王子がポロの番組をNetflixで配信するので宣伝になるなど、いろんな複雑な制約や事情があってこの写真にしたわけです」
(「情報ライブミヤネ屋」2024年9月24日放送)