ロボットが屋根の雪下ろし!?大学生が「雪下ろしロボ」の製作に挑戦 学びの成果を披露
自動で動くロボットに、屋根の雪下ろし作業を担ってもらうことはできるのか?
雪国秋田の課題解決を目指し、学生たちが、学びの成果とアイデアを形にして披露しました。
県立大学で地域や社会の課題にロボットの技術を役立てようと研究を続けている学生たちが、授業の一環として「雪下ろしロボ」の製作に挑み、学びの成果を披露しました。
雪下ろしや、雪を運ぶ作業がいかにスムーズに進められるかを、家や雪の模型を使って試しました。
平らな屋根と傾いた屋根がある、戸建て住宅をイメージした模型。
屋根に置かれた四角い物体が、雪に見立てた模型です。
屋根からの雪下ろしに挑むのは、自動で動くロボット。
学生たちが去年10月から、製作を手掛けました。
県立大学・知能メカトロニクス学科では、地域や社会の様々な課題解決に、ロボットが役立てられないか、研究しています。
学科の1年生は、毎年、授業の一環として、「雪下ろしロボット」の製作を行っていて、20日は、約60人の学生たちが、数人ごとのチームで製作したロボットの能力を披露し合いました。
あくまで授業の一環として製作しているため、実用化が前提ではありませんが、指導を担当する教員は、学んだ知識や技術を、課題解決のためのロボット製作に生かしてもらいたい考えです。