北京五輪応援企画!世界のスープ ハンガリー&アメリカ編 赤い牛肉スープの正体とは? クラムチャウダー実は地域ごとに違っていた!?
今回はハンガリーとアメリカのおいしいスープです。まずはハンガリーのグヤーシュレヴェシュという赤い牛肉のスープ。この赤い色の正体は意外なものでした。続いてはアメリカ、皆さんもおなじみクラムチャウダー…なんですが、実は地域ごとに色が違うんです。そのワケとは。
■グヤーシュレヴェシュ
中央ヨーロッパの国ハンガリー。実はこの国には、日本のおみそ汁のように国民に愛されているスープがあるんです。
それが”グヤーシュレヴェシュ”。グヤーシュは牛飼い、レヴェシュはスープ、つまり牛肉のスープ。見た目は真っ赤なこのスープ、実はトマトではなくパプリカだったんです。
実はハンガリーは、パプリカの原産国で、現地には100種類以上も。特に乾燥させて粉末にしたパプリカパウダーは、ハンガリー料理に欠かせない調味料なんです。
うま味と香りが引き立つスープだというグヤーシュレヴェシュ、その味は?
■クラムチャウダー
アメリカの代表的なスープといえば貝を使った白いクリームスープのクラムチャウダーを思い浮かべますよね。元々はアメリカ東部のニューイングランド地方のボストンが発祥と言われています。今回取材したお店もアメリカ仕込みの材料とレシピで提供していました。
しかし、このお店では、トマトソースを加えた真っ赤なクラムチャウダー、ニューヨーク州で親しまれているマンハッタンクラムチャウダーも人気でした。白と赤のクラムチャウダー、その違いとは?