名古屋市中村区の名古屋国際センターで、外国語での絵本の読み聞かせを体験できるイベント「絵本のひろば」が8月18日に開催されます。

同センターでは、2005年から毎月2回「外国語で楽しむ絵本の会」を実施していますが、「絵本のひろば」はその拡大版として年1回開催。

フィリピン語・英語・韓国語での絵本の読み聞かせに加え、翻訳アプリを使って外国語の絵本を読むことに挑戦する特別企画も行われる予定で、普段聞いたことがない外国語の音に触れながら、読み手の外国人ボランティアと触れ合い、出身国の文化や習慣を学ぶことができます。

「読み聞かせ」は3～9歳の子ども、「特別企画」は識字ができる子どもが参加対象で、どちらも保護者の同伴は必須。参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。

去年の参加者からは「日本語で読んだことがある絵本を、他の言語で聞くことができ、楽しかった」「読み手の方の母国とその文化について知ることができた。とても貴重な機会だった」などの感想が寄せられているということです。

イベントの担当者は「日本人だけでなく、外国人の子どもが母国の文化に触れる機会にもなれば。国籍問わずいろんな子どもたちに参加してほしい」と話しています。