かき氷とピリッと辛いスパイスが融合!? 暑い夏に食べたくなる“スパイシーかき氷”ってなに?
暑い夏に食べたくなる冷たいかき氷や、ピリッとした辛い料理、そんな2つのいいとこどりをした“スパイシーかき氷”を河出奈都美アナウンサーが取材しました。
まず訪れたのは神奈川県川崎市にある、かき氷専門店の白熊堂。そこで出てきたのは、シロップもトッピングも赤く辛そうなかき氷。一体どんな味がするのでしょうか?
河出奈都美アナウンサー
「おいしい! チャイの味わいのあとに、フンワリとした辛さが追いかけてくる。でも思ったより辛くない」
シロップはインド式のミルクティー、チャイのような味わいで、スパイスが効ききつもやさしい甘さです。しかし氷にのっているフルーツのようなトッピングは…
河出奈都美アナウンサー
「待って、辛い! あれ?なんだこれ」
この辛さの正体は?
白熊堂 店主 辻本啓孝さん
「香辛子という唐辛子の一種を使ったかき氷になっています」
香辛子とは、神奈川県川崎市にある研究所で開発された夏野菜。ブート・ジョロキアやハバネロなどから生まれた唐辛子の一種。その特徴は…
河出奈都美アナウンサー
「すごく香りがいい。オレンジみたいな香り。不思議」
フルーツのような香りと、食べやすい辛さがポイントです!
こちらのお店で使っている氷は、栃木県日光市から取り寄せたという天然氷。店主の辻本さんによると、香辛子の風味を邪魔しないといいます。そこに香辛子シロップや香辛子入りのホイップをあわせるという、まさに香辛子づくしのかき氷です。
白熊堂 店主 辻本啓孝さん
「辛すぎるというのもちょっとアンバランスなふうに感じるので、香りを主張できる香辛子というのはやっぱり最適でしたね。地元の野菜が使えてよかったなと思っています」
続いて、東京・港区六本木にある高級ホテルの中の中華料理店。そこで提供しているかき氷が…
河出奈都美アナウンサー
「え~、かき氷ですか? これは」
なんと、ボリュームたっぷりの具材の下に敷かれた、真っ赤なかき氷を発見! 実はこちら、本格中華と融合したかき氷なんです。どのくらい、スパイシーなのか食べてみると…
河出奈都美アナウンサー
「ん~、辛いです! すごい! 口の中で氷が溶けてスープになる。だしというか辛みとコクが広がっておいしい」
鶏や豚からとっただしに、自家製のトウバンジャンやコチュジャンなどを入れたスープを凍らせた、特製かき氷です。
チャイナルーム 小池克昌料理長
「暑い夏を迎えるにあたって、最後までひんやりとしたスープビーフンをお召し上がりいただきたいと思い、考えました」
ひんやり感を楽しみながら食べ進める河出アナウンサー。
河出奈都美アナウンサー
「だんだん暑くなってきた…。清涼感があるのに、血行が良くなる感じ。これは辛いものと冷たいもののいいとこ取り」
冷たくてスパイシーなかき氷で、夏の暑さを吹き飛ばしましょう!