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戦争の悲惨さや命の大切さを改めて考える 脇町中学校で「戦争体験を語り継ぐ会」【徳島】

2024年7月18日 18:37
戦争の悲惨さや命の大切さを改めて考える 脇町中学校で「戦争体験を語り継ぐ会」【徳島】
7月18日、徳島県内の中学生に戦争の悲惨さや平和の大切さを伝える「戦争体験を語り継ぐ会」が、美馬市で開かれました。

この「戦争体験を語り継ぐ会」は徳島県婦人団体連合会などが、県内の中学生に戦争の悲惨さや平和の大切さなどを伝えようと開催しているものです。

この日は脇町中学校の生徒など約500人が参加し、広島県で原爆による被害を受けた長尾昭雄さんの話に耳を傾けました。

(長尾昭雄さん(95))
「私たちは微力ではありますけれども、無力ではありません」

このあと、戦争が続くウクライナから日本に避難しているチジェンコ・アロナさんの話や、戦争体験記の朗読のあと、脇町中学校の生徒が修学旅行で訪れた沖縄で戦争の爪痕などを実際に見て感じたことを発表しました。

参加した人たちは発表を聞きながら、戦争の悲惨さや命の大切さを改めて考えている様子でした。
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