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青森県産ヒラメの漁獲を支える稚魚養殖 階上町から日本海へ稚魚を初出荷

2024年7月26日 17:38
青森県産ヒラメの漁獲を支える稚魚養殖 階上町から日本海へ稚魚を初出荷

海に放流するヒラメの稚魚が階上町の栽培施設から今年度初めて出荷されました。

初出荷されたのは階上町の県栽培漁業振興協会で育てたヒラメの稚魚5万3,000匹です。きょうは5月中旬から施設の水槽で飼育し体長5センチにまで育った稚魚を水槽からトラックに移し深浦町に運び出しました。県内の去年のヒラメ水揚げ量は前の年に比べ3割増え全国2位となる全体の14%を県産が占めました。好調な漁獲量を支えるために協会ではことしもエサが多く育ちやすい県内沿岸の16か所に合わせて100万匹を放流する計画です。

★県栽培漁業振興協会 二木幸彦業務執行理事
「県民の皆さまにもどんどん新鮮なヒラメを消費していただいて陸上においても付加価値をつけて観光と経済発展につなげる取り組みが必要になろうかと思います」

稚魚の出荷は9月まで続きます。

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