串間市幸島のニホンザル 地元の小学生が観察会
国の天然記念物に指定されている宮崎県串間市の幸島で、地元の小学生を対象としたニホンザルの観察会が開かれました。
渡し船に乗って幸島に渡り、ニホンザルの観察会に参加したのは、串間市・市木小学校の5・6年生11人です。
児童たちは、京都大学幸島観察所の職員から、島には約90頭の野生の二ホンザルがいて、イモなどを洗って食べる行動が有名だと説明を受けたあと、実際にニホンザルを観察。すると、早速、小麦についた砂を落として食べるサルを発見しました。
(児童は)
「サルが食べているところが人間の姿と似ていて、やっぱりつながりがあると思いました」
「サルがすごくかわいくてびっくりしました」
「幸島のサルは島にいて、食料が少ないから体が小さく進化したことが分かりました」
児童たちは、幸島の貴重な自然や野生のニホンザルに触れ、地元の素晴らしさを感じとっていました。