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連立解消は?自民党・公明党の対立 「集票力」めぐりすれ違い? 有権者は“置き去り”に…

2023年5月26日 5:43

衆議院選挙の候補者調整をめぐり自民党と公明党が激しく対立する中、25日、公明党は東京では自民党の候補者を推薦しない方針を伝えました。20年以上連立を組んできた両党がなぜ対立しているのか、その背景について解説します。

■20年以上の連立どうなる? 組織力の弱体化…対立の背景は

有働由美子キャスター
「自民党と公明党はもう20年以上も連立を組んでいますけれども、それが“解消”というようなことになるんでしょうか?」

小栗泉・日本テレビ解説委員
「現在の温度感としては、ある自民党幹部が『まだ日が高い』と言っています。つまり、結論を出すには時期尚早だということで、すぐ連立解消という状況ではないんです」

「ただ、自民党内からも『早く解散すべき』との声も出ている中、自公の選挙協力によって、公明党としては一般的にざっくり1選挙区あたり2万票を支援、投票していると言われています。『公明党の力がなければ、自民党議員は当選できないでしょ』と考えているのです」

「これに対して、自民党の中には、『公明党の支持母体である創価学会の会員の高齢化が進み、組織力が弱体化している』『先月の統一地方選でも、公明党公認候補が過去最も多く落選した』『以前ほど公明党の推薦で見込める票のありがたみが減ってきている』という声もあります。このすれ違いが、今回の対立の背景にあるんです」

「今、自民・公明共に、『連立を解消すべきだ』という声は主流ではありませんが、かつては機能していた両党の議員同士のパイプも細っていて、落としどころの見えない状況が続いています」

■有権者が「置き去り」に… 解散はどうなる?

有働キャスター
「廣瀬さんは、どう思いますか?」

廣瀬俊朗・元ラグビー日本代表キャプテン(「news zero」パートナー)
「本来は『有権者のため』ということが第一義なのに、その選挙区をどちらがとるかということでもめているのは、どうなのかな…と思いましたね。政治というのは、日本をより良くしていくためにあってほしいです」

有働キャスター
「それで、解散はいつに?」

小栗解説委員
「岸田首相の周辺も『今やらない手はない』と話しているんですが、首相自身の決意はまだ見えてきていません」

(5月25日放送『news zero』より)