今月末の硫黄島での合同慰霊式に日米防衛相が出席 そろって出席は“初”

複数の関係者によりますと、今月末に予定されている硫黄島での日米合同慰霊式に中谷防衛相のほか、アメリカのヘグセス国防長官が出席する予定だということです。硫黄島での慰霊式に日米の防衛相がそろって出席するのは初めてとみられます。
小笠原群島の南に位置する硫黄島では80年前、太平洋戦争の末期の1945年の2月から1か月以上も激戦が続き、日本兵およそ2万2000人、アメリカ軍兵士もおよそ7000人が亡くなりました。
今月末に予定されている硫黄島での日米合同慰霊式に中谷防衛相のほか、ヘグセス国防長官が出席する予定ということです。硫黄島での慰霊式に日米の防衛相がそろって出席するのは、防衛省に記録が残っている限り、初めてということです。
戦後80年の節目の年に激戦の地で日米の防衛相がともに慰霊を行うことについて、防衛省関係者は「日米同盟の深化の象徴になるだろう」と話しています。