衆議院予算委員会で日本維新の会の和田議員は、来年の秋に予定されているマイナンバーカードと保険証の一体化について、予定通り進めるのかと岸田首相を追及しました。中継です。

今の保険証を来年秋に廃止する方針に変更がないか問われた岸田首相は「総点検の状況を見た上で判断しなければならない」と改めて述べました。

日本維新の会・和田有一朗議員「とにかく速やかに、予定通りにマイナ保険証を切り替えていくという、こういうことだと私たちは思って、国民の不安に対する措置が完了するとは、何をもって完了したと判断なさるんだろうか」

岸田首相「不安払拭が大前提でありますということは、改めて申し上げているところであります。11月末をめどに総点検と、そして修正作業、これをしっかり進めてまいります。そして、その時点で状況を見た上で、この判断をしなければいけない。こうしたらどうするというのを今の段階で申し上げることはできません」

また、日本維新の会の和田議員は「総点検をやってみて無理だったら、ちょっと延ばす。そんなことやってたらマイナ保険証は、いつまでたっても使えるものにならない」と指摘しました。

これに対して、岸田首相は「今の段階で申し上げることはできない」とした上で、「総点検で明らかになった実態も踏まえて、必要であれば期限等についても、適切に対応することも考えていく」と述べました。