細田氏“統一教会”会合への出席認める…立憲・安住氏「疑念が深まった」臨時国会で追及の考え
いわゆる統一教会との関係について、細田衆議院議長は教団の総裁が参加する会合であいさつしたことを認めた上で、「今後は関係をもたないよう適切に対応する」などとする文書を公表しました。
細田議長は29日に公表した文書の中で、2019年に行われた統一教会の総裁・韓鶴子氏が参加する会合であいさつするなど、あわせて4回、関連団体の会合に出席したことを明らかにしました。また、選挙での支援については「地元の関係団体が選挙において私を支持するとの意向があったことは事実である」としました。
その上で細田議長は「今後、社会的に問題があると指摘される団体等とは関係をもたないよう適切に対応してまいりたい」とコメントしました。
立憲民主党・安住国対委員長「マスコミから指摘を受けたことについて事実であるということを認めただけで、ますます細田議長に対して、疑念が深まったと言わざるを得ません」
立憲民主党の安住国対委員長は、「選挙で統一教会の票を差配していた」との指摘などに関して説明が必要だとして、来週から始まる臨時国会で細田議長を追及していく考えを強調しました。