高市陣営の文書郵送をめぐり…自民党選管委員長が異例の声明
自民党の総裁選管理委員会の逢沢一郎委員長は、高市早苗候補が自らの政策を訴えるリーフレットを自らの選挙区内だけでなく全国の自民党員などに郵送して注意を受けた問題に関連し声明を発表しました。
声明ではまず、金のかからない総裁選のために「郵送による文書類の送付」を禁止したことを説明しています。
その上で、一部の候補者の文書が広く党員・党友に届いたことで、(1)「地元の国会議員が文書を発出した候補者を支持している」との誤解が広がっている、(2)文書等を送っていない候補者が、 「何の働きかけもしない」「熱心さが足りない」との不評を買っているといった厳しい指摘が寄せられているとしました。
逢沢委員長は「これらの問題を放置することは公平・公正な選挙を著しく損ない、ひいては総裁選挙の正当性をも棄損することにつながりかねない」と指摘しました。その上で、党員・党友に対し「誤解や予断をもつことなく、投票に臨んでいただきたい」と呼びかけました。