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政府発表 北発射“弾道ミサイルの可能性”

2022年1月5日 10:26
政府発表 北発射“弾道ミサイルの可能性”

政府は5日朝、北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを発射したと発表しました。国会記者会館から中継です。

岸田首相は「誠に遺憾」と述べた上で日本政府として警戒監視を強めるとともに早急にミサイルの分析を進める考えを示しました。

岸田首相「昨年来、北朝鮮が連続してミサイルを発射しているということ、これは誠に遺憾なことであります。政府としましては、これまで以上に警戒監視を強めていきたい」

岸田首相は情報収集や分析に全力を挙げ、国民に迅速・的確な情報提供を行うこと。また航空機や船舶等の安全確認を徹底すること。さらに不測の事態に備え、万全の態勢をとるよう指示したことを明らかにしました。

一方で落下地点や発射された数など、ミサイルの詳細については、「分析中」と述べるにとどめました。

去年10月に北朝鮮がミサイルを発射した際日本政府は当初「2発」と発表したもののその後、「1発だった」と訂正した経緯もあり、政府関係者は「政府は、今回、慎重になっている。よく分析をした上でないと発表はできない」と話しています。