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所属議員17人…党勢拡大へ 国民民主党が党大会 玉木代表、自民と“対峙”明確に

2024年2月12日 21:58
所属議員17人…党勢拡大へ 国民民主党が党大会 玉木代表、自民と“対峙”明確に
国民民主党が都内で党大会を開きました。玉木代表は自民党の派閥の政治資金をめぐる事件を批判した上で、自民党と連携ではなく、対峙していく姿勢を明確にしました。

国民民主党・玉木代表「これからも変わらず、対決より解決の姿勢で、政策本位で取り組みますが、それは『正直な政治』が貫かれていることが大前提です。国民民主党は今回の自民党の派閥の裏金問題は看過できません」

採択された活動方針には、従来の「給料を上げる。国を守る。」に加え、「『正直な政治』をつらぬく。」と明記されました。

国民民主党は、これまでガソリン税を引き下げる「トリガー条項」の凍結解除などで、自民党との連携を模索してきましたが、派閥の政治資金をめぐる事件を受け、逆に対峙していく姿勢を明確にした形です。

玉木代表は「トリガー条項」協議に「政治生命をかける」とまで言っていましたが、失敗に終わったことについて、党大会では責任を問う声は出ませんでした。

一方で、昨年末には方針の違いから前原誠司議員ら4人が離党して、所属議員は17人に減ってしまっています。

「与党にすり寄っている」と批判されても、政策実現のためだと説明し続けてきた玉木代表。党勢拡大のため、次は何を目指していくのか、党運営の手腕が問われています。