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菅首相が宮崎入り 全力で取り組む姿勢強調

2010年6月12日 20:03
菅首相が宮崎入り 全力で取り組む姿勢強調

 菅首相は12日、家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の被害が拡大している宮崎県を訪問し、繁殖農家を視察するなど、早期終息に向けて全力で取り組む姿勢を強調した。

 宮崎市の繁殖農家「子牛28頭が処分されます。二度とこんなことが起こらないでほしい。今は、国の力で原因究明と、早く終息することをお願いします」

 菅首相「苦しいところを、場合によっては少し我慢して、処置をしっかりとやらせていただきたい」

 菅首相は視察後、宮崎県庁で東国原県知事らと会談し、早期に感染を終息させた後は農家の再建支援に全力で取り組む考えを示した。

 口蹄疫をめぐっては、鳩山前政権の初動対応の遅れが批判されたことから、就任後いち早く現地に入ることで、率先して対策に取り組む姿勢をアピールする狙いもあるとみられる。