普天間移設報告書 名護市長「言語道断」
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沖縄・宜野湾市のアメリカ軍普天間基地の移設問題で、政府は8月31日、5月の日米合意に基づいて、沖縄・名護市辺野古に建設する滑走路の位置や工法についての日米専門家協議の結果を公表した。名護市・稲嶺進市長は強く反発している。
稲嶺市長は「V字だろうがI字だろうが、辺野古に新しい基地はいらない。どういう形であれ、話にならない。言語道断」と述べた。
また、V字型案では日米協議でアメリカが主張した集落の近くを飛ぶルートが明示されなかったことについて、稲嶺市長は「都合の悪いことを隠している」と日本政府を批判し、不信感をあらわにした。