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民主党代表選 菅首相、依然として優勢

2010年9月13日 22:54
民主党代表選 菅首相、依然として優勢

 14日に迫った民主党代表選挙で、日本テレビの取材によると、再選を目指す菅首相が依然として優勢に戦いを進めていて、小沢前幹事長が追いかける展開となっている。

 国会議員票では、822ポイント中、小沢氏が約380ポイントを固めたのに対し、菅首相は約370ポイントを固め、激しく競り合っている。一方、11日に投票が締め切られた300ポイントの党員サポーター票と100ポイントの地方議員票では、菅首相が優位に立っていて、両陣営からは約100ポイントの差がついているとの見方も出ている。

 ただ、まだ態度が流動的とみられる国会議員が80ポイントに相当する約40人いるとみられる。

 こうした中、自らのグループへの締め付けはしないとしていた鳩山前首相が「常識を超えた変革ができるのは小沢一郎しかいない。あと1日あるので、お願いしたい」とあからさまな支持の要請に乗り出す一方で、菅陣営は「すでに小沢氏支持を表明した人も、無記名投票なので最後はこちらに寝返ってくるはずだ」と自信を示すなど、決戦の時まで、ギリギリの攻防が続けられている。