自公幹事長ら会談 夏の参院選「相互推薦」で一致
自民党と公明党の幹事長らが会談し、調整が難航していた夏の参議院選挙での選挙協力について「相互推薦」を行っていく方針で一致しました。
自民党・茂木幹事長「自公間で改めて、しっかり選挙協力を行っていくところで合意をしたところであります」
会談で自民党側は、埼玉・神奈川・愛知・兵庫・福岡の5つの選挙区で公明党が擁立する候補者を推薦する考えを示しました。
一方、公明党側は、「1人区」など38の選挙区について選挙区ごとに協議が整い次第、自民党が擁立する候補者を順次推薦していく方針を伝えました。
公明党・石井幹事長「すきま風と受け止められた局面もあったかと思うが、雨降って地固まるということで、しっかり協力が固まっていけばいいと思う」
参院選での選挙協力をめぐっては、両党間の調整が難航していましたが今回の合意を受け事実上、これまで同様の「相互推薦」が行われることとなります。