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平岡法相、当面の死刑執行には慎重な姿勢

2011年9月3日 7:34

 平岡法相は2日の就任記者会見で、「死刑のあり方に関する勉強会を法務省で立ち上げてやってきた経緯があります。その中身をよく勉強させていただいて、(執行するかどうか)自分の考え方をまとめていきたいと思っています」と述べ、当面の死刑執行には慎重な姿勢を示した。

 一方、死刑制度そのものついては「幅広く検討していきたい」と述べ、存続と廃止の両方の観点から検討を進める考えを明らかにした。

 また、取り調べの録音・録画については、「様々な問題を総合的に考えなければならない」としながらも、「目指すべきは取り調べの全ての過程での録音・録画だ」との考えを示した。