秋の叙勲の受章者が決まった。俳優・朝丘雪路さん（７６）が旭日小綬章を受章するなど、計４０７９人が受章する。

　朝丘さん「こんな素晴らしい勲章をいただけるなんて恥ずかしくって。ただ、父と母には仏前に『ありがとう』って申し上げました」

　朝丘さんは、舞台やテレビなどで６０年近くにわたり第一線で活躍。その活動が日本文化に多大な貢献をしたことを評価された。

　旭日小綬章には、脚本家としての長年の活動が評価された市川森一さん（７０）も選ばれた。

　市川さん「脚本家でも書き続けていれば、こんな大きな章をもらえるということを、仲間の脚本家たち、これから脚本家になろうという人たちが何らかの励みにしてもらえれば」

　また、今回の最高位である桐花大綬章には河野洋平元衆議院議長（７４）が選ばれた。