首相「日本再生に確かな一歩を」年頭所感
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野田首相は、12年の年明けにあたって「日本再生に確かな一歩を踏み出したと実感できる年にしなければならない」などとした年頭所感を発表した。
年頭所感では、「経済成長と財政再建の両立という難しい課題に本腰を入れて取り組まなくてはならない」と決意を示した。その上で、11年末にまとめた、消費税率を14年4月に8%、15年10月に10%まで引き上げるなどとした社会保障と税の一体改革について、「しっかりと具体化させていく」としている。
また、「公務員の給与削減の早期実現を期し、議員定数の削減問題に『力こぶ』を入れて取り組む」と歳出削減にも全力を挙げる考えを強調している。
さらに、「『何かに挑戦するリスク』を恐れるより『何もしないリスク』を恐れなければならない」と指摘した上で、「『日本再生』という使命を国民の皆様と共に考え、挑み、実現したい」と所感の最後を締めくくった。