「消費税率引き上げ」是非問う会合始まる
消費税率10%への引き上げの是非について有識者らから意見を聞く会合が4日午後、首相官邸で始まった。
初日の4日は、日本商工会議所の三村会頭、安倍首相の経済政策のブレーンと言われる浜田内閣官房参与ら8人が出席して今の景気や消費税率の引き上げについて意見を交わしている。会合では、5回にわたって45人の有識者から意見を聞く予定。消費税率の引き上げは年末までに安倍首相が判断するが、甘利経済再生担当相は現時点での安倍首相の考えは「ニュートラル(中立)」だと述べている。
4日からの会合で、どのような意見が出されるのか判断の重要な材料となる。