南スーダンでのＰＫＯ（＝国連平和維持活動）に参加する陸上自衛隊の部隊の発足式が７日午前、防衛省で行われ、野田首相は先遣隊約２００人を前に、「国際社会の熱い期待に応えてほしい」と激励した。

　野田首相「南スーダンの国民が熱い視線を送っています。国際社会も熱い期待を持っています。この期待に、ぜひ堂々と応えていただきたい」

　また、野田首相は今回の派遣について、「東日本大震災における国際社会の支援への感謝を身をもって示す第一歩だ」として、意義を強調した。

　部隊は今月１１日から順次派遣され、最大で３３０人が首都・ジュバとその周辺地域で道路などのインフラ整備を中心とした活動を行うことになっている。