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岡田副総理、一体改革の実現に強い意欲示す

2012年1月14日 2:25
岡田副総理、一体改革の実現に強い意欲示す

 13日、野田改造内閣が発足した。今回の内閣改造の目玉となった岡田克也副総理は会見で、「社会保障と税の一体改革」を実現させることに強い意欲を示した。

 岡田副総理「日本人が将来に希望を持って生きていくことができるかというのは、この内閣に課せられた課題をしっかりと実現できるかどうかにかかっていると思います」
 
 岡田副総理は、与野党協議について、「必ずや話し合いの道が開けると確信している」と述べた。また、国会議員の定数削減法案を民主党・輿石東幹事長が民主党単独でも提出する構えを見せていることについて、「削減を実現することのほうが重要だ」として、野党側の主張に柔軟に対応する用意があることを示唆した。

 また、新たに入閣した田中直紀防衛相は、アメリカ軍普天間基地(沖縄・宜野湾市)の移設問題について、日米合意を堅持し、沖縄・名護市辺野古への移設を目指す考えを強調した。

 田中防衛相「沖縄県民の信頼回復が、まず第一だと思っています」

 一方で、「妙案は今すぐ発表できるわけではない」と述べ、問題解決の具体策には言及しなかった。