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参考人招致で沖縄防衛局長が陳謝

2012年2月3日 16:46
参考人招致で沖縄防衛局長が陳謝

 アメリカ軍普天間基地がある沖縄・宜野湾市の市長選挙をめぐり、防衛省・真部沖縄防衛局長が選挙への介入を指摘された問題で、3日午後2時から衆議院予算委員会で局長の参考人招致が行われている。

 国会の場で初めて自ら釈明した真部局長は、特定候補に肩入れする考えはなかったと強調する一方、誤解を招いた部分は反省しなければならない、と陳謝した。

 真部局長「選挙になるべく多くの市民の方々の考えが反映されるようになればいいのではないかと考え、私どもの局の方で何かできることはないかと考えたのが最初。有権者(である親戚)と接することのある職員に対しても同様の教育を行った方がいいのではないかと。服務指導の一環であるということを私は受け止めていて、従って服務指導であれば業務時間内で行うことも可であろうと」

 真部局長はまた、「本省をはじめ外部からの指示などはない」「どちらかの候補に肩入れするといった考えは持っていなかった」と強調した。

 防衛省は真部局長を配置換えし、事実上更迭する方向で調整しており、5日の宜野湾市長選告示までに処分を決定したい考え。