副大臣・政務官に女性の起用なし 54人全員が男性
政府は、内閣改造に伴う副大臣と政務官の人事を決定しました。閣僚では女性が5人起用されましたが、副大臣、政務官は54人全員が男性で、女性は起用されませんでした。
政府は15日午後、臨時閣議を開き、副大臣と政務官の人事を決定しました。任命された54人全員が男性で、女性の起用はゼロとなりました。
内閣府副大臣には元スピードスケート選手で冬季オリンピック銅メダリストの堀井学衆院議員が起用されました。また、政務官人事では、厚労大臣政務官に、当選1回の塩崎彰久衆院議員を充てます。
ある政府関係者は「副大臣を経験していない女性議員を閣僚に抜擢したことなども影響している」と話しています。