内閣改造「評価しない」50% 支持率は35%で横ばい【NNN・読売新聞世論調査】
内閣改造などの人事を受けて、NNNと読売新聞が行った緊急の世論調査で、今回の人事を「評価する」と答えた人は27パーセントにとどまり、内閣支持率も35パーセントと前の月と横ばいでした。
世論調査で、岸田総理大臣が行った、今回の内閣改造と自民党役員人事を全体として評価するか、たずねたところ、「評価しない」は50パーセント、「評価する」は27パーセントにとどまりました。
自民党の幹事長に茂木氏が留任したことは「評価しない」が42パーセント、「評価する」が32パーセントでした。
自民党の選対委員長に小渕優子氏が起用されたことは「評価しない」が44パーセント、「評価する」が37パーセントでした。
デジタル大臣に河野太郎氏が留任したことは「評価する」が54パーセント、「評価しない」が34パーセントでした。
女性の閣僚を2人から過去最多タイの5人に増やしたことについては「評価する」が72パーセントに達しました。
一方、岸田内閣を「支持する」と答えた人は35パーセントで、前回8月調査と横ばいで政権発足以来、最低水準のままでした。
政府与党内には今回の人事によって支持率の回復を期待する声もあがっていましたが、かないませんでした。
「支持しない」は50パーセントで同じく横ばいでした。
一方、ジャニーズ事務所はジャニー喜多川元社長による性加害を認めて謝罪した上で藤島ジュリー景子前社長が引責辞任し、被害者に補償する方針を示しましたが、こうした対応で信頼を回復できると思うか、たずねたところ、「思わない」が72パーセントにのぼり、「思う」は17パーセントにとどまりました。
■NNN・読売新聞世論調査
9月13日から14日全国有権者に電話調査
固定電話 416人回答率50%
携帯電話 672人回答率36%
合計1088人が回答