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西田昌司議員「安倍派幹部の責任重大」 参院・政倫審

2024年3月14日 14:57
西田昌司議員「安倍派幹部の責任重大」 参院・政倫審

参議院の政治倫理審査会で自民党安倍派の西田昌司議員は、派閥パーティー収入のキックバックに関する派閥幹部の責任について「重大だ」と厳しく批判しました。中継です。

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冒頭、西田議員はキックバックの仕組みを主導してきた幹部とそれ以外の会員とは「責任のあり方は違う」と述べた上で幹部は「責任を全く果たしていない」と厳しく批判しました。

自民党・西田昌司議員
「問題はなぜこういうことをしていたのか。誰がそういう指図をしてきたかということであります。安倍さんがやめろと言ったのにそれを積極的に続けていたこの派閥の幹部、これはもう大変な責任重大であると私は思っております。私たちのように何も知らない受動的な立場である人間と、主導的に還付金をやってくれと言った人、また還付金の継続をさせた人との間では全く立場が違うわけであります」

西田議員は幹部の責任について「刑事責任があるかないかでなくなぜ裏金が常態化し続けたのかが1番でこの説明がない限り政治不信は免れない」とした上で安倍派幹部の説明責任について「全く果たされていない」と強調しました。その上で「当然のことながらどうだったのかを調べて、報告する義務があるのは当然そこがないのが1番残念だ」と幹部の対応を厳しく批判しました。

また、午前中の政倫審で行われた世耕議員の説明について公明党の里見議員が「政治責任、説明責任は果たされたと思うか」と聞いたのに対し西田議員は「とてもそうは思えない」と述べました。

一方、衆議院の政治倫理審査会に安倍派の事務総長経験者である下村博文元文部科学大臣が18日に出席することが決まりました。