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民主党内で消費税増税法案めぐり意見相次ぐ

2012年3月30日 0:05
民主党内で消費税増税法案めぐり意見相次ぐ

 消費税増税法案をめぐり、民主党執行部が党の議論を打ち切る形で一任を取りつけたことについて、小沢元代表は29日、執行部の姿勢を批判した。

 小沢氏「権力主義的な手法でもって、一方的に議論が打ち切られた。昨今の民主党の運営は、私をはるかに上回る『強引』『剛腕』のやり方で、個別政策の賛否は別にして、こういうところに国民の支持が離れた最大の原因があるのでは」

 小沢グループの中では、30日に消費税増税法案が閣議決定された場合、政務3役や党の役職の辞任も取り沙汰されているが、小沢氏自身は「本当の勝負は採決の時だ」などと周辺に語っており、現段階で明確な指示は出ていないもよう。

 一方、民主党・輿石幹事長は29日の会見で、国会で消費税増税法案の採決を行う際には党議拘束をかける考えを示した。その上で、党の方針に反して反対や棄権をした議員がいた場合、何らかの処分を下す考えを示した。