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沖縄配備に理解得られるよう全力を~藤村氏

2012年7月23日 13:39
沖縄配備に理解得られるよう全力を~藤村氏

 アメリカ軍の新型輸送機「MV22オスプレイ」12機を積んだ輸送船が23日朝、山口・岩国基地に到着し、オスプレイは次々と陸揚げされている。日本政府は、オスプレイが沖縄に配備される前提として、安全性を再確認する方針を強調している。

 藤村官房長官は「事故調査の結果等の情報が得られ次第、地元、関係者に、速やかに丁寧に説明していただくなど、引き続き、オスプレイの沖縄配備についての理解が得られるように、全力を尽くしていきたい」と述べた。

 また、森本防衛相は「午前中いっぱいかけて陸揚げするという予定だと聞いている。大きな混乱がなくて、陸揚げが始まるということなので、その点はホッとしている」と、陸揚げで大きな混乱がなかったことに安堵感(あんどかん)を示した。

 政府は、アメリカ政府がモロッコで起きた墜落事故の調査結果を今月公表することから、それに合わせ、航空自衛隊のパイロット経験者や国交省の航空機事故調査の専門家らをアメリカに派遣し、直接、説明を聞く方針。