沖縄で起きたアメリカ海軍の兵士２人による日本人女性への性的暴行事件を受けて、野田首相は、森本防衛相らに対し、同じような事件が再発しないよう、アメリカ政府と協議するよう指示した。

　森本防衛相「（野田）首相からは、今回の事件はあってはならない事件であり、この種の問題が再び起きないように、根絶するよう、アメリカ側と十分協議をし、調整してほしいと強い指示をいただきました」

　森本防衛相は１９日にルース駐日アメリカ大使と会談し、在日アメリカ軍の綱紀粛正の徹底を求めるとともに、再発防止策についても協議したい考え。