×

民主党 常任幹事会で菅氏の処分問題を協議

2013年7月26日 12:10
民主党 常任幹事会で菅氏の処分問題を協議

 参議院選挙で惨敗した民主党は26日午前11時から、選挙の際に党が公認を取り消した候補を応援した菅元首相の処分問題について話し合う常任幹事会を開いた。

 海江田代表「本日は、前回提案いたしました案について、整理をさせていただきまして、改めて提案を申し上げます」

 執行部は24日、菅氏の除籍処分を提案したが、反対意見が相次ぎ、結論は出なかった。このため執行部は26日、処分としてはより軽い党員資格停止3か月を提案しているものとみられる。会議に先立ち、菅元首相は26日朝、記者の問いかけに無言のまま、自宅を出た。

 一方、選挙大敗の責任を取り、辞任する細野幹事長の後任に、海江田代表は大畠代表代行をあてる方針を固めた。26日午後の両院議員総会に提示し、承認を得たいとしている。

 海江田代表は処分問題と後任人事について、26日、一気に決着をつけたい考えだが、党内の一部には「海江田代表も辞任すべきだ」という声もある。