消息不明のマレーシア航空機の機体の一部の可能性がある物体がインド洋南部で見つかったことから、小野寺防衛相は自衛隊に対し、オーストラリア周辺でも捜索活動を行うよう命令を出した。
小野寺防衛相「いま展開している部隊をマレーシアからオーストラリアに拠点を移して、一番近いところから問題海域の捜索にあたることを考えている」
防衛省によると、オーストラリア南西のインド洋でマレーシア航空機の機体の一部の可能性がある物体が人工衛星で確認されたことから、マレーシア政府よりこの海域での捜索協力の要請があったという。防衛省は、すでにマレーシア周辺で捜索活動を行っていたＰ－３Ｃ哨戒機２機と隊員約５０人をオーストラリアのパースに移動させ、早ければ週明けから捜索活動にあたる予定。
